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2020年05月31日

女性の腰痛。姿勢を正す事が悪影響になっているケースも。

一般的に、「⓵良い姿勢」といわれる姿勢は、筋肉を使ってその姿勢を保持しています。   逆に、「⓶悪い姿勢」というのは、靭帯(じんたい)や椎間板(ついかんばん)などの組織を使って姿勢を保持しています。   つまり、姿勢によって負担のかかる場所が違います。   現代人の多くは、⓶の時間が長い傾向にある為、⓵を心がけて下さいとよく言われています。   しかし、⓵を意識するがあまり背筋がガチガチ(背骨が丸まらない)で腰痛になっている女性が一定数いらっしゃいます。   よく静姿勢(動いていない立ち姿勢・座り姿勢)を基準に、良い姿勢、悪い姿勢と表現されますが、もっと大事な事は「色んな姿勢に動かす事ができるのか?」「バリエーションがあるのか?」という事です。(バリエーションがある事で、筋肉・靭帯・椎間板などの組織が、負担を分散でき体を良い状態に保てます)   動き(前屈・後屈・歩行など)の中で、どのような関節の使い方をしているのか?なども含めて判断しないと、人によっては良い姿勢を意識させる事で症状が悪化するケースがあります。   「座っている時に骨盤をたてる」   「胸をはる」   「猫背にならない」   これらを意識している腰痛女性の方は、この意識が症状改善の邪魔をしている可能性もあります。     トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら http://on.fb.me/1StrBpJ

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2020年05月28日

肩甲骨の内側のコリ ~棘下筋へのアプローチ~ 

    肩甲骨の内側には、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、大・小菱形筋(だい・しょうりょうけいきん)といわれる筋肉が付着しており、表面は僧帽筋(そうぼうきん)に覆われています。     これらの筋肉は肩甲骨に付着するところで、非常にコリができやすく、お悩みの方も多いです。   「ほぐしてもらうと一時的に楽にはなるけど、すぐ元の状態に戻ってしまう」、、、こんな声もよく聞きます。   そんな方に、ぜひお伝えしたい事があります。   それは「棘下筋(きょくかきん)」をしっかりほぐしてあげる事。 棘下筋は、肩の関節を動かす筋肉の一つですが、ほとんどの方がガチガチです。   押して痛みがない人はほぼいません。それぐらい皆さん凝っています。   肩の関節を動かす際には、肩甲骨が安定していないと上手く動く事はできません。(視点ができない為です)   つまり棘下筋が硬くなっているという事は、それだけ肩甲骨の動きに関わる上記の筋肉(肩甲挙筋・菱形筋・僧帽筋)もがんばっていると考える事もできます。   棘下筋をしっかりほぐしてあげると、肩甲骨の内側のコリ・痛みが改善したお客様も多いですので、お悩みの方はご相談下さい。     トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら http://on.fb.me/1StrBpJ

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2020年05月27日

【膝(ひざ)・お皿の下が痛い】 ~外側膝蓋支帯編~

⓶の場所が痛い場合、原因の一つとして「外側膝蓋支帯(がいそくしつがいしたい)が硬くなっている」事があげられます。 ここが硬くなっている場合は、お皿の下に痛みを出す事がありますので、元の硬さに戻す必要があります。   【下記画像の赤枠で囲った場所が膝の外側膝蓋支帯(がいそくしつがいしたい)の一部です。】 3つの組織が重なり合うように近接しています。 ⓵靭帯→腸脛靭帯(ちょうけいじんたい) ⓶筋肉→外側広筋(がいそくこうきん) ⓷外側膝蓋支帯(がいそくしつがいしたい) ※画像は正面からみた右膝:お皿のやや上外側になります   【ランナーの方で膝が痛い(お皿の下が痛い)場合、多くの方が外側膝蓋支帯周辺は硬くなっています。】 ここが硬くなる要因は一つではありませんが、上半身や股関節まわりの機能に問題がある場合も多いです。 「股関節まわりが硬い・機能が悪い」と自覚している方は比較的多くいらっしゃいますが、上半身の機能や左右バランスを意識している方は少ないように感じます。 現代人の生活習慣を考えた場合、上半身のケアや機能の改善はとても重要な事です。     トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら http://on.fb.me/1StrBpJ

2020年05月24日

「左右の肩の高さが違う」について ~多くの方にみられる特徴~

「左右の肩の高さが違う」という悩みをもっている方も少なくありません。   体の痛みや不調が有る無しに関わらず、多くの方にみられる姿勢の特徴として、   「右肩が下がって、左肩があがっている姿勢」というものがあります。     なぜこのような姿勢が多いかについては、さまざまな意見があります。   私的には、人間の9割が右利きである事を考えると、現代人の生活習慣(座っている時間が長い、デスクワーク、車の運転、運動不足、スイング動作が多いスポーツをやっている(野球・ゴルフなど))では、よりこの姿勢の特徴は表れやすいと思っております。     ☆【このような姿勢の方が硬くなっている筋肉・優位に働いている筋肉をご紹介いたします。】   (上半身に着目して考えた場合) 右肩(右手側)は、 ・鎖骨と上腕骨をつないでいる筋肉→大胸筋(だいきょうきん)・三角筋(前)(さんかくきん) ・肩甲骨とろっ骨をつないでいる筋肉→前鋸筋(ぜんきょきん) ・ろっ骨と骨盤をつないでいる筋肉→外腹斜筋(がいふくしゃきん)、腹直筋(ふくちょくきん) ・肩甲骨と腕の骨をつないでいる筋肉→肩甲下筋(けんこうかきん) つまり、「超簡単にいうと、お腹側や胸まわりが硬くなる!」     左肩(左手側)は、 ・背骨と肩甲骨をつないでいる筋肉→僧帽筋(そうぼうきん)・菱形筋(りょうけいきん) ・肩甲骨と腕の骨をつないでいる筋肉→棘下筋(きょくかきん) つまり、「超簡単にいうと、背中側の肩甲骨周りが硬くなる!」   というな特徴がみられます。       ☆【このような姿勢を改善したい思っている方は、どうしたらいいのか?】   答えは簡単、 ⓵硬くなっている筋肉を全部緩める ⓶機能が弱い筋肉のエクササイズを行う   以上、二つの事をしっかりと行えば、改善致します。     トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら http://on.fb.me/1StrBpJ

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2020年05月22日

左首筋の痛み ~野球・ソフトボール・ゴルフ~

●左首筋の痛み ~野球・ソフトボール・ゴルフ~       スイング動作を行う野球・ソフトボール・ゴルフなどのスポーツをやられている方の中には、「左首の痛み」や「首を右に倒した際の左首のつっぱり感」を訴える方がいらっしゃいます。   これらの痛みの原因となっている筋肉のひとつが「棘下筋(きょくかきん)」です。   棘下筋は肩のインナーマッスルの一つですが、ここが硬くなる事で、機能的観点から肩甲骨と背骨・鎖骨(さこつ)・頭をつないでいる僧帽筋(そうぼうきん)や菱形筋(りょうけいきん)も硬くなります。   僧帽筋や菱形筋はダイレクトに首の動きに関係しますので、硬くなると痛みや可動域制限がでます。     【棘下筋】肩甲骨と上腕骨をつないでいる筋肉。     【僧帽筋・菱形筋(大・小)】         トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら http://on.fb.me/1StrBpJ