女性の腰痛。姿勢を正す事が悪影響になっているケースも。
一般的に、「⓵良い姿勢」といわれる姿勢は、筋肉を使ってその姿勢を保持しています。
逆に、「⓶悪い姿勢」というのは、靭帯(じんたい)や椎間板(ついかんばん)などの組織を使って姿勢を保持しています。
つまり、姿勢によって負担のかかる場所が違います。
現代人の多くは、⓶の時間が長い傾向にある為、⓵を心がけて下さいとよく言われています。
しかし、⓵を意識するがあまり背筋がガチガチ(背骨が丸まらない)で腰痛になっている女性が一定数いらっしゃいます。
よく静姿勢(動いていない立ち姿勢・座り姿勢)を基準に、良い姿勢、悪い姿勢と表現されますが、もっと大事な事は「色んな姿勢に動かす事ができるのか?」「バリエーションがあるのか?」という事です。(バリエーションがある事で、筋肉・靭帯・椎間板などの組織が、負担を分散でき体を良い状態に保てます)
動き(前屈・後屈・歩行など)の中で、どのような関節の使い方をしているのか?なども含めて判断しないと、人によっては良い姿勢を意識させる事で症状が悪化するケースがあります。
「座っている時に骨盤をたてる」
「胸をはる」
「猫背にならない」
これらを意識している腰痛女性の方は、この意識が症状改善の邪魔をしている可能性もあります。
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