トレーニングと腰痛 〜40代男性〜
トレーニング(フリーウエイト)をされている方で腰痛に悩まされている方は少なくありません。
本日お越し頂いた40代男性のお客様もトレーニングによる腰痛でお悩みでした。
腰痛の原因として考えられた事、、
その①【運動量と休息のバランス】
これはご本人様に「休息が足りてないかも」と自覚があり、周りの方々からも運動のしすぎでは?と言われるとの事でした。
真面目な方ほどトレーニングをやり始めると「もっと重量をあげたい」「動かずにはいられない」という気持ちになり、体に違和感や多少の痛みがある場合でもトレーニングを継続している傾向にあります。
このような状態でトレーニングを続けた場合、ギックリ腰(急性腰痛)などの非常に強い痛みを発症してしまいます。
お越し頂いたお客様は、上手に休息がとれていない状態でした。
その②【胸郭(きょうかく)の動きが悪い事】
胸郭とは、肋骨(ろっこつ)、胸骨(きょうこつ)、胸椎(きょうつい)からつくられる、肺を鳥カゴのように覆っている場所です(わかりにくい方は、肋骨がある場所・上半身と思ってもらえれば大丈夫です🙆♂️)。
胸郭を動かすのに必要な筋肉が、過度なトレーニングにより硬くなり、あたかもコルセットをしているかのように前後左右からガチッと固められているような状態でした。
これは、本日のお客様に限らず、トレーニングをしていて腰痛持ちという方にはよく見受けられます。
胸郭の動きが悪いという事は、胸郭と骨盤を繋いでいる筋肉、筋膜の状態も悪いという可能性が高いです。
腰は、胸郭と骨盤の間にある為、影響を受けます。
その③【斜めラインの柔軟性低下】
体には右の上半身と左の下半身、左の上半身と右の下半身をつなげる筋肉、筋膜のラインが存在します。
また上半身と下半身が逆の動きをする事で日常の様々な動きに対応します。
これらの動きを悪くする原因の一つがお尻の筋肉・筋膜の硬さです。
「股関節の柔軟性がない」と自覚がある方は、お尻のストレッチをしっかりと行う事で、腰痛の改善が期待できます。
中々改善しない腰痛や繰り返してしまう腰痛には必ず原因がありますのでお早目にご相談下さい!
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