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2019年03月31日

【高校球児】体が硬い=ストレッチ不足って本当!?

昨日お越し頂いた高校球児君。   お越し頂いた理由の一つに 「体が柔らかくならない」「筋肉のはりがとれない」 という悩みがありました。   問診時に話を聞いていると 体に対する意識も高く、 ストレッチなどもどこの筋肉を伸ばしているのか ちゃんと理解もしています。   しかし、自分が思っているようなストレッチ効果が 得られていない様子でした。   一般的にストレッチをすれば、 「柔らかくなる」「疲労がとれる」 などの効果が医学的にもいわれています。   ただ、今回の高校球児君のように やっているけど期待している効果が得られない場合 他の原因も探る必要があります。   ズバリ、 「運動量と休息のバランス」。   そんな事かと思われた方もいるかもしれませんが、 高校球児に限らず学生スポーツでは、 やはり、どうしてもここの意識が薄い部分があります。   そもそも休息が足りてなければ柔らかさはでてきません。   ーーーーー 【高校野球に関わる皆様へ】   実際にロボットのように関節の動きが制限されている高校球児も珍しくありません。   多くの高校球児は、ものすごい量のランニングや短距離ダッシュ、瞬発系の動きを繰り返し行なっています。   これらを行なう事で、足首や股関節の硬さ、ハムストリングスなどの筋肉の硬さが一時的に必ず出ます。(これはストレッチ不足が原因ではありません。)   しかし、 ①休息 ②個人に合わせたトレーニング量 を守れば長期的に硬さが残る事はありません。   ぜひ、この2つの視点を大切にして頂けたらと思います。     トータルボディサポート EBM 住所 〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江6-21-8白井ビル1F TEL 096-366-9555 当院Facebookはこちら…

2019年03月05日

【社会人】運動再開!上半身を整えよう!

熊本市で筋膜施術を行なっております、トータルボディサポートEBMの平川です。   今回のブログは、   「社会人になって運動を始めた、再開した、という方は上半身をしっかり整えよう」   という内容です。     最近のマラソンブームを始め、健康意識の向上により、社会人になって運動を始めた、再開したという方が当サロンには多くいらっしゃいます。   その中で、   「最近、走っていたら腰や足が痛くて、、、」   というお悩みが多いです。   腰や足が痛い理由として、みなさんはどんな事が思い浮かびますか?   ・股関節が硬い ・足首が硬い ・オーバーワーク   など、他にも色々思い浮かぶと思います。     その中で今回注目するのは、   「上半身の動き」   です。   腰や足が痛いのに上半身の動きが関係するのと思われ方も当然多いと思いますが、、、   ズバリ、関係します!!     上半身にある腹斜筋(ふくしゃきん)といわれる筋肉は、 肋骨(ろっこつ)と骨盤をつないでいて、この筋肉が動く事で体を捻ったりしています。     歩く、走るといった動きの中にも捻る動きはあります。 (手と足が左右反対(対角線)に動くのは、上半身と下半身が反対に動いている=上と下が反対に捻られていると思って下さい)     この腹斜筋が機能していないと、捻る動きに偏りがでて 腹斜筋は骨盤にもついていますので、腰や下半身にもその影響が伝わります。     その為、腰や下半身の痛みの改善には、上半身の動きもみなければいけないという事になります。     社会人になり、座っている時間が長かったり、運動をやっていなかった期間が長いと、上半身の動き(首、肩、肩甲骨、体幹)が悪い方、偏った姿勢(左右の肩の高さが極端に違うなど)が体に定着している方も多いです。    …

2019年03月04日

【注意】器具を使った筋膜リリース

熊本市で筋膜施術を行なっているトータルボディサポートEBMの平川です。   今回のブログは、   「器具を使って行う筋膜リリースの注意点」   についてです。     よくお客様からお聞きするのが、   1、太ももをストレッチポールにてゴリゴリするやり方   2、肩甲骨周りやお尻をボール(テニスボールやゴルフボール)にてゴリゴリするやり方   の二つ。   このように、ストレッチポール、テニスボール、ゴルフ ボール、ローラーなど様々な器具を使って筋膜リリース を行なっている方も多いのではないでしょうか?     そして効果的にやられている方もいれば、ちょっとやりすぎ(逆効果)ではと思う方もいらっしゃいます。   決して、   「長時間➕強く刺激を入れれば効果がある」   というものではありません。     また、場所によっては細かく触らないと筋・筋膜をリリースできない場所もあります。   ひとつ例に出すと・・・   膝(ひざ)の後ろ。   下の画像は左膝裏(ひざうら)の画像です。 黄色=神経、赤色=動脈、青色=静脈   赤丸で囲んでいる場所は膝裏(ひざうら)の外側になります。   筋肉(ヒラメ→はヒラメ筋の事です)のすぐ側には、総腓骨神経(そうひこつしんけい)という神経が通っています。(中央部分にも大きな神経、血管が通っています)   このような場所をボールやストレッチポールなどを使ってゴリゴリした場合、どうなると思いますか?   決して体にとって良いとは言えません。 (当サロンでは膝裏にボールなどで刺激を入れる事はおススメしません)   器具を使って筋膜リリースを行なっている方は、ぜひ注意点としてこのような事も頭に入れておいて下さい。     ちなみに・・・   上記画像のヒラメ筋が赤丸の場所で固まっている方は、「足首の動き」が悪くなります。その為、当サロンではここを施術する事も多いのですが、その際には神経などを潰さないよう細心の注意を払って施術を行なっております。…